これ自分のための歌かな【#361.Pinpoint】
妥協記録
エレファントカシマシの「俺たちの明日」という30代に向けた歌を聴く。
30代のオレは、
あれ?これ、オレのための歌なんじゃねーかなと錯覚してくる。
リリース当時の2007年はちょうど20歳。
あの頃はめちゃくちゃいい歌だなぁ、
くらいにしか感じなかったのに。
ピンポイント
インタビュー記事やブログを読んだときも、
あれ?これオレのこと言っているんじゃねーかな、と錯覚することがある。
いっさい面識がないのだけれど、
まるで自分に対してのアドバイスなんじゃないかな、と疑問に思うくらい、
言葉がスーッと入ってくるあの感じ。
いっさい面識がないのだけれど、
一方的に好感を抱いてしまうし、一方的に愛着が湧いてしまうあの感じ。
もし飲みにいったら、
聞きたいことが水道水全開にしたときくらい溢れ出るし、もっとその世界観に浸りたいし、もっとその人のルーツを知りたくなる。
ピンポイントにつき刺さると、
そのくらい興味を持ってしまう。
『固有名詞、時代語、具体性、限られたコミュニティ』
誰もが共感できるわけでもなく、
ピンポイントでその人だけがハッとするもの。
そんなものを自分も作り出せたら、
いいなぁ。
Pinpoint(2019)
- コンセプトは”ピンポイント”
- Logic Pro Xプリセットを基盤にサウンドメイク(以下参照)
- リズムマシン【After Party】
- ドラムキット【Brooklyn Kit】
- エレクトリックピアノ【Deluxe Modern】
- ピアノ【Yamaha Grand Piano】