その人じゃないと味わえない感触がなければ【#416.Finish the Errand】
妥協記録
わざわざ時間を使って人が集まり、
一つのものをつくる意味を考えている。
人が集まったのなら、
一人でできることはやりたくないし、
“その人じゃないと味わえない感触”がなければ、
集まる必要もない。
その人だけの用事
わざわざ時間を使って人が集まり、一つのものをつくる意味を考えている。
これまで以上にAI、テクノロジーが発達していくだろう20年代。
今の時代、
スマホがあれば、誰でも一定レベルのクオリティを持ったカメラマンになれる時代だ。
そのうち、
スマホがあれば、誰でも一定レベルのクオリティを持った作曲家になれる時代も、
遠い未来ではないだろう。
そんななか、
クリエイターが生き残る道があるとしたら、
「人間味」「温度」「思考」
つまり、”その人じゃないと味わえない感触”がますます重要になってくる。
ムダに見えるけど、この感じが自分のウリだから。
ムダに見えるけど、こういう思いを込めているから。
ムダに見えるけど、ムダなことがやりたいから。
わざわざ時間を使って人が集まることは、
ムダなことに『意味を持たせる』作業かもしれない。
逆に言えば、
意味がなければ、誰がやっても同じ。
ムダなことを考え続けたい。
Finish the Errand(2019)
- コンセプトは”用事が終わる”
- Logic Pro Xプリセットを基盤にサウンドメイク(以下参照)
- リズムマシン【Trap Door】【Gritty Funk GB】
- パーカッション【4th Dimension Beat 01】
- シンセサイザー【Catch It】【Electron Rush】