無音は【#49. The work of evil spirits】
妥協記録
日常生活において、
無音という空間はゼロ。
ApplemusicやYouTubeやテレビやラジオを止めても、
パソコンやクーラーの機械音だったり、
水道やソファーの軋みといった生活音が、
ハイハイと手を上げて鼓膜に侵入してくる。
作業を中断して、
公園でお昼ご飯を食べに行くと、
小鳥たちの鳴き声と、
小さな子どもが母親に頑張って何か伝えようとする声が響き渡り、
とても和んだ。
オリジンの海苔竜田弁当を食べながら、
日常生活の音に、
耳を澄ますことは、
豊かな生活なのではないか。
と、そう感じた。
そう感じたのも束の間。
海苔弁があまりにも美味しかったので、
「海苔弁 冷凍食品」で検索しながら、
公園を後にした。
The work of evil spirits(2018)
ロックばかり作っていたのでビート感のないBGMは新鮮。
普段聞こえない音が聞こえてくるイメージで制作。