必要悪という言葉【#155. MOODY】

potekomuzin

妥協記録

グーッと、

背伸びをすると、

最初は気持ちがいいけれど、

そのままの姿勢を保つとなると、

疲れる。

当たり前に疲れる。

和食レストランだのバーだの、

普段行き慣れない店に行くときも、

疲れる。

最初は新鮮で気分もいいけれど、

背伸びしている状態なので、

当たり前に疲れる。

“自分には合わない”

と落ち込む。

と同時に、

普段行き慣れた、

庶民的な店に訪れると、

“やっぱり落ち着くな”と、

いつも以上に心地良く感じる。

必要悪という言葉が身に沁みる瞬間だ。

MOODY(2017)

MOODY

甘いピントを合わせる
ぐらぐら揺らぐ異世界
角度つけて転がる
摩擦抵抗が良い具合

散々迷って
気付けばちょっとムーディー
炭酸混じった その果て
適量絞って
まどろんだあとがムーディー
混沌かじって吐き出して

宙ぶらりの予感
選んだ言の葉次第
見ようによっては真ん丸
想像の5倍大きな声

割と近寄って
問題ないような空気
電線つたって発する壁
適量絞って
まどろんだあとがムーディー
混沌かじって吐き出して

甘いピントを合わせる
ぐらぐら揺らぐ異世界
角度つけて転がる
懐かしい背中を見たよ
  • 曲が形になったら即録音
  • 練習もせず、曲も覚えたてで、まだ自分のモノに出来ていない演奏は貴重というアイデアから(普段は練習してからレコーディングに臨む)
  • 場所は普段リハーサルで使用している”調布サンミュージックスタジオ
  • ドラム録音機材は”ZOOM Q3HD”のみをドラマーの背後頭上に設置
  • ギター、ベースは宅録ライン録音
  • Mixはズキスズキ
  • 原曲”ガズィラエイジング“のリアレンジ
  • アウトロのハーフテンポアレンジ
  • メジャーコード × 疾走感

Daily Memo

ニトロデイ – 青年ナイフ

小室:作品のなかに出てくる「夏」は、別次元のものとして捉えているからすごく好きなんですけど、その反面、現実の世界の夏はあまり好きではなくて。今回の曲は、現実逃避じゃないけど、「自分にとっての居心地いい夏」みたいな、そういう感じで書いています。自分の思う「歌詞のリアリティー」というのは、現実そのものが出てるかどうかより、それに対する自分の感情に素直に書くということで。妄想しながらも、自分がどう感じたか、どう思ったかをリアルに書きたいと思ってます。

恐るべき10代、ニトロデイの所信表明。忌憚ない言葉で現状を語る

【引用】CINRA.NET

Update

【#206.Time Is Coming】毎日、偶然生かされているようなものなので、心からラッキーだと思いつつ、1日1日生きている証を、曲や文章に想いを込めて刻んでいる

【妥協日誌】ズキスズキの「1日の行動・しらべごと・欲望」を記した平凡な記録