まだまだ感動したいんだもの【#283.Overground】
妥協記録
うまくいった成功体験に甘えて、そっくりそのまま再び真似をしようとすると、だいたい失敗している。
失敗とはいわずとも、初回を超える感動・成果はまずない。
それは幼少期の頃からうすうす気づいていた。
あれは初めて一輪車で遊んだとき、未体験の興奮もあいまって、気持ちがとても盛り上がったのを覚えている。
しかし、同じ興奮を求めて再び一輪車にまたがったとき、同じものとは思えないほどテンションが上がらなかった。
子どもながらに、なんか”アガらねぇな..”という不思議な感覚。
「飽き」は突然やってくる。
社会の害悪「劣化したオッサン」が量産される理由【DIAMOND ONLINE】
まだまだ感動したいんだもの
人気ゲームソフトと呼ばれるものは、続編がリリースするたびに仕様がすこし変わる。
「変わらなくていいのになんで変えるんだよ」という改悪パターンも含め、マイナーチェンジを施している。
プレイヤー目線からいえば、その「不慣れさ」に多少の不満もでてくるが、制作側からするとその「不慣れさ」こそが「飽き」を解消するカギなのである。
慣れとは一見いいことのように思えるが、人間的な成長でいえば停滞期。
人は不慣れなことに向き合い、右往左往しながら問題を乗り越え、成長することによって心がゆれる。
ただ実際、制作側にたってみるとわかるのだが、ささやかなマイナーチェンジといえどなかなかの冒険である。(やはり成功体験・批判がチラつく)
しかし、そこは誘惑に負けず、やることすべてにマイナーチェンジを意識。
だってまだまだ感動したいんだもの。
【Keywords:既成社会・成功体験・飽きる・常識・ライフスタイル・決める・世間体・同じやりかた・自分で探す】
Overground(2019)
- コンセプトは”上へあがる”
- Logic Pro Xプリセットを基盤にサウンドメイク(以下参照)
- シンセベースは”Pulsonic Bass”
- リズムマシンは”Boutique 808″と”Big Room”と”Analog Circuits”
- パーカッションは”African Kalimba”と”Indian & Middle Eastern Kit”と”Caribbean Steel Drums”
- マレットは”Vibraphone”
Daily Memo
あいみょん:そう。たとえば「メジャーにいっても変わらないんで」とか言うミュージシャンには、「変わらなくてどうすんの?」みたいに思っちゃうんですよね。なにか変わりたいからメジャーにいくんじゃないの? って。
あいみょんから年下の子たち&大人へ 直感と瞬間の大切さを語る
【引用】CINRA.NET
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