もっとスカスカでペチペチでムダに歪んだ音が聴きたい【#362.Analysis】
妥協記録
ローファイヒップホップの曲をつくる機会があった。
有名なアーティストはもちろんYouTubeを見渡しても、
自分より上手につくれる人はいっぱいいるなぁと感じた。
まあ、それはそれで作らない理由にはならないが。
分析
初期PAVEMENTしかり、Shocking Pinksしかり、宅録然り、
ローファイ作品が大好きである。
こもった音が好き。
自分でも再現できちゃうようなリアリティが好き。
楽器を鳴らしているプレイヤーの人間味が出て好き。
ローファイヒップホップの曲のミキシングで、キックドラム、シンセベースの低音・超低音をいじっていたとき、
“この作業あまり好きじゃねえな”と思ってしまった。
ヘッドフォンで長時間、低音・超低音のミキシングををしているとき、
超絶に耳が疲れてしまうからだ。
あれ?これ、オレの好きなローファイじゃない。
もっとスカスカでペチペチでムダに歪んだ音が聴きたい。
ローファイヒップホップを聴くことは大好き、でもつくるのはあまり好きじゃない。
聴くのは好きだけどつくるのはちょっと、っていうこの感じ。
ラグビーを見るのは好きだけど、やるのはちょっと、っていう感じに似ている。
Analysis(2019)
- コンセプトは”分析”
- Logic Pro Xプリセットを基盤にサウンドメイク(以下参照)
- リズムマシン【Video Star】
- ドラムキット【East Bay Kit】
- ベースプリセット【Muted Bass】
- シンセベース【Funk Bass Blast】
- シンセサイザー【Airways】
- パーカッション【Tin Can Mallets】