バトンタッチを、セレモニー的な雰囲気でやる【#379.Garbage Can】
妥協記録
寒い季節になると、リップクリームをよく使う。
メンソレータムのリップスティックを、頻繁に使う。
頻繁に使うので当然、減りも早い。
そろそろ新品に変えなきゃいけないのだが、
いつも買い忘れてしまう。
“もう限界だ!”と悲鳴をあげているリップスティックを、
今日もまた塗りたくらなければ。
ねぎらい
新品に買い換えるタイミングが難しい。
その時は買い換えよう決意するのだが、すぐ忘れてしまう。
そういえば、歯ブラシと歯磨き粉もそろそろ買い替えなければいけない。
歯磨きをしているときは、
買い替えなければ、と強い意思を持つのだが、
歯磨きをするとき以外は、
歯ブラシと歯磨き粉のことを、1ミリも思い出すことがない。
なので、
また今日も忘れたな、、、というボヤきを、かれこれ1ヶ月ほど続けている。
そしてボヤきながら、
“もう限界だ!”と悲鳴をあげている歯ブラシに、
“もう限界だ!”と悲鳴をあげている歯磨き粉をつけて、歯を磨く。
古いものを先に捨ててしまい、買い替えなきゃいけない状況をつくればいい、というスタンスでここ最近はやらせてもらっていたが、
それにも飽きてきた。
いま興味があるのはバトンタッチ。
「あとは任せたぞ!」「おう!あとは任せろ!」
という両者揃ってのバトンタッチ。
ちょっとしたセレモニー的な雰囲気で。
“もう限界だ!”と悲鳴をあげているモノに対しての、
せめてもの『労い』をね。
Garbage Can(2019)
- コンセプトは”ゴミ箱”
- Logic Pro Xプリセットを基盤にサウンドメイク(以下参照)
- シンセサイザー【Micro Pulse】【Animated Swirls】【Crystal Sun】
- シンセベース【Deep Sub Bass】【Unstable States】