何も考えないで生きていくのを想像して【#62.automatic shortstop】

potekomuzin

妥協記録

何も考えないで生きていくのを想像してみる。

この矛盾が、

面白いなぁと思える人は好き。

AIが発達して、

さぁ僕らはどうする?

と希望に満ち溢れている人も、

仕事を奪われるという不安に駆られている人も、

みんな自分のことを考えている。

外部の情報が豊かに、

そして簡単に手に入る時代において、

自分は何が好きか、

苦手か、

何が必要か、

欲が生まれるか、

今一度見つめ直す必要がある。

AIの発達はそのきっかけを与えてくれているのではないかと考えている。

automatic shortstop(2017)

potekomuzin – automatic shortstop
automatic shortstop

無策に肩透かし
のらりくらり躱してく
これがお手本
まるで教科書
指一本触れぬまま
automatic shortstop

自然に溢れ出てくる
よこしまな気持ちにごあいさつ
割と愛想よく無関心装って
顔と名前が一致
水に流されないで済む
automatic shortstop

何も考えないで生きていくのを
想像してみて
そっと行列に並んだ
日常がこの先もずっと愛しい
automatic shortstop
  • ギター録音数は2トラック
  • 歪み多めのオーバードライブサウンドと歪み少なめのディストーションサウンド
  • 全編、全く同じギターフレーズを2回弾く
  • 同じにならない“という誤差を人間の味として表現
  • 機械には真似ができない”という考えが基盤のアイデア
  • サビ以外のメロディの型を変える
  • イメージが近い曲は”クラムボン”の「バイタルサイン
  • ベース、ドラムは全編基本フレーズは同じ
  • ギターは全編ギターソロ(コードを弾く機会はナシ)
  • 録音・Mix ・マスタリングエンジニアは”Mannish Recording Studio”石川康隆氏
  • MVディレクターは「check」を制作していただいた”丸山太郎”氏
  • 撮影場所は”調布サンミュージックスタジオ”
  • 曲のBPMを二分の一にして演奏シーンを撮影

Daily Memo

クラムボン – バイタルサイン

ミト:そこで自分たちがバンドとして細々とやっていくために、なおかつ、ニコ動だったりミクだったりARCAだったりEDMが好きな子たちにも少しでも楽しんでもらえるために考えなきゃならないのは、ライヴの見せ方であり、ライヴの制作の内容であり、そういうところでバズを起こさないとダメなわけですよ。

クラムボン・ミトが語る、バンド活動への危機意識

【引用】Real Sound

Update

【#172.Empty House】モノに執着しない。必要なものが必要な量だけあればいい。しかしミニマリストとはスタンスがちょっと違う