また同じ壁に挑もうと企んでいるのだ【#228.Escapism】
妥協記録
悔しさで涙が流れるときが、
数年に1回ある。
それは決まって、
自分の無力さを痛感したときである。
バンドのメンバー脱退や解散話、
ツアーの借金やイベント集客。
ショックなできごとはすべて、
カウンターパンチでやってくる。
床に倒れ、
一度はノックダウンするものの、
再び立ちあがり、
上を向くきっかけにもなっているので、
今思えばターニングポイントだったのかもしれない。
人生のターニングポイントは事後的にしかわからない-北野武に学ぶ-【アゴラ】
また同じ壁
ノックダウンしたあとは、
今まで躊躇していたことに、
取り組むようにしている。
新しい風を吹き込んで空気の入れ替えをすると、
新鮮な気持ちを取り戻すからだ。
宅録のDTM環境を準備したり、
バンド以外の音楽を作り始めたり、
アルバイトを辞めて開業したり、
プロモーションに力を入れたり、
すべて壁にぶちあたってからの行動である。
こうして経験値を上げて、
また同じ壁に挑もうと企んでいるのだ。
丸が巨人にもたらした新しい風【Sponichi Annex】
Escapism(2019)
- コンセプトは”現実逃避”
- リズムマシンを基盤に制作
- Logic Pro Xプリセットを基盤にサウンドメイク(以下参照)
- リズムマシンは”Atlanta”と”Glitching Beat Machine”
- シンセサイザーは”Rhythmic Resonator”と”Lost Reverse”と”Extraterrestrial Presence”
Daily Memo
Cocco:本当に歌は、何ひとつコントロールできない。運転しにくい車に乗ってると疲れるでしょ。「おいおい、ブレーキ効かないぜ」っていうことをずっとやってきた。だから、文章とか演技は安定するための生活の知恵。
【引用】CINRA.NET