迷いが消えたら正解というルール【#277.Dungeon II】

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妥協記録

音楽の趣味嗜好の基準は一点のみ。

「人間味があるかどうか」である。

ここでいう”人間味”とは替えの効かない「声・プレイスタイル・空気感」のことだ。

人間味とは、その人の生きざまそのもの。

歌声を聴いただけで、

この人は「おもしろそうだな」とか「ダメ人間っぽそう」とか感じると、もう最高。

歌がうまい、演奏力が完璧、などどうでもよくて、

替えの効かないもの、

音を聴いただけで「演奏者の顔」が見える音楽が好きなのだ。

“無駄” こそ “らしさ” だ!効率を求められるほどに埋もれてしまう人間味と個性を見失いたくない。【山崎 貴大 | 編集長・PdM note】

迷いが消えたら正解

曲作りにおいても、なにが正解なのかわからないときがある。

この場合のドロ沼は「完璧」が正解だと信じているパターンである。

今まで500曲ほど作曲してきたが、完璧にしようと意気込んでうまくいったことなど一曲もない。(時間ばかりかかってボツ、くそっ…)

曲作りにおいて「完璧」や「正確」はひとつの表現方法にすぎないので、これらが正解だと信じているとドロ沼にハマってしまう。

“名曲をつくるぞ”なんて考えた日には、

ほぼ確実に泥沼にハマってしまうので、

ハマりそうになったときは「まぁこれでいいか」という選択肢を優先している。

「まぁこれでいいか」のおかげで迷いが消えるのだ。

迷いが消えたら正解。

【Keywords:正解・完璧・正確・イビツ・きれい・まとまり・うまいヘタ・良さ・表現】

Dungeon II(2019)

  • コンセプトは”RPGゲームダンションBGM”
  • Logic Pro Xプリセットを基盤にサウンドメイク(以下参照)
  • シンセサイザーは”Fast Pad”と”Fireflies”と”Subtle Forces”
  • リズムマシンは”Grimy 909″
  • ベースは”Subby Bass”
  • シンセベルは”Dreamy Music Box Bells”

Daily Memo

9mm Parabellum Bullet – Mr.Sucide

菅原 : 面白がれるポイントって、ちょっとよろめいたところにあると思うんですよ。「完成させたら終わり」ではなくて、むしろ自分たちでも思ってもみなかった形にしたいんです。

「完璧」だけじゃ足りない。9mm菅原×日下貴世志のバンド論

【引用】CINRA.NET

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