サンミュージックスタジオ【#54. SUN MUSIC】
妥協記録
potekomuzinが、
いつも練習に使っている、
タイトルをいただいた。
同じ名前の芸能事務所と間違えられて、
所属タレントが不祥事を起こした時、
抗議の電話が殺到する、
というエピソードが好き。
数年前。
お店を閉めるかもしれない、
という事態に一度なった時、
potekomuzinが通ってくれるから、
という理由でお店を続けてくれた。
スタジオ店長の、
みんこさん。
婚姻届の保証人のサインを、
スズキが書いたり、
結婚パーティでもこの曲を演奏した。
サンミュージックスタジオに捧げた曲である。
SUN MUSIC(2017)
SUN MUSIC
王様は庶民の思い通りになっている
体調が悪くない日はない わかってる
雨の日の手荷物は多い 慣れてる
微糖の缶コーヒーが飲みたいに決まってる
京王線
あぁもう行かないで
明日は良いことがありますように
退屈しないから無事辿り着けたよ
窮屈しないから無事辿り着けたよ
帰り道はそう
一休みしてさ
- 元ネタは結成初期(2009年)のセッションで作られていた
- アルバムに収録するため、サビのコードとメロをリアレンジする
- 録音・Mix ・マスタリングエンジニアは”Mannish Recording Studio”石川康隆氏
- サビのディストーションサウンドの影響はUSローファイバンドの代表格”Pavement“
- 音域豊かなデジタル歪みペダル(Boss DS-1X)をわざわざ使い、トーンを全カットするという開発者泣かせの使い方をする
- サビのリヴァースディレイはpotekomuzinの初期曲(“前途多難”や”タイミングOK”)のフレーズを弾いている
- スタジオでの思い出がぐるぐると断片的に蘇るさまを表現した
- 全編、サイドにPANを振ったカッティングサウンド
- ディストーションサウンドだけでは補えない、弦が擦れる肉体的な生々しさをプラスするため
- Aメロの歌のツギハギの影響は”電気グルーヴ “の「ポケットカウボーイ」という曲から
Daily Memo
- Pavementの1stの音がとても気に入っている
- CHASERに作るにあたって参考にした、ローファイサウンドのリファレンス音源でもある