#68.ワタシノチュウチョ
妥協記録
勘を頼りに生きている。
勘を頼りに生きていると、
違和感に敏感になる。
この人、
怒っているなとか、
悲しんでいるなとか、
気まずそうだなとか、
楽しそうだなとか。
人に対して敏感になることはもちろん、
自分の気持ちに対しても敏感になる。
決まっている予定が面倒だなとか、
気が乗らないだとか。
この人苦手だなとか、
喋ることないなとか。
勘を信じて生きていると、
やっぱりな。と、
直感を裏付ける情報が、
じわじわと自然に集まってくるものだ。
躊躇する理由があると考えれば、
相手を傷つけようが傷つけられようが、
まぁ仕方ないと割り切れる。
自分を信じるとはそういうことなのだろう。