#101.今日のごはん

potekomuzin

妥協記録

最高だがくたびれる瞬間、

時間を忘れるほどの集中力を使い果たし、

顔が一気に老ける。

もう一回だけと、

挑戦してはその泣きの一回に、

奇跡的なマグレがやってくるはずもなく。

今日の俺はこんなものだと、

諦める。

今日はこんな俺でも、

自宅でおいしいご飯を食べて、

面白いテレビを見て、

明日に備えて切り換える。

マグレがやってこないとき、

地味で、

もやもやとした、

そんな日々を過ごす。

今日のごはん(2014)

今日のごはん

最高だがくたびれた
俺は退屈など無縁のように
体内時計は不規則
俺は誰かが操作しているものだと

平和にただ時は流れ
俺が遠目に見た夕闇はとうに...
頑丈な壁に的を絞り
派手な音を響かせる
あともう一回

どうせ帰ったら帰ったでいつも
本音は帰ったら帰ったでいつも
退屈はしない
遊びに困らない
コンテニューしたい
また続きから

今日のごはんは何かな?
今日のテレビ何やるかな?
  • ディストーションをかましてのギターバッキングは当時珍しい(普段のバッキングサウンドはオーバードライブ)
  • 冒頭のリフは、コード感を混ぜつつ昔の自分がねちっこく絡まってくるようなイメージ
  • コンセプトは”目的もないのに狂ったように毎日遊んだ小学生時代の放課後
  • 狂ったように毎日曲作りのことばかり考えている現在(2014年当時)を重ね合わせた歌詞となっている
  • ギターソロの雰囲気は奈良のロックバンド”lostage”の2nd ALBUM「DRAMA」や大阪のロックバンド”and Young…“などを参考にしていた
  • 録音・Mixエンジニアは”Mannish Recording Studio”石川康隆氏
  • マスタリングは”ピースミュージック”中村宗一郎氏

Daily Memo

lostage – MIND JIVE / 手紙

後藤:五味くんは自分のなかで「?」がついたことに向かっていくじゃないですか? そういう姿は見ていて勉強になるんです。彼がイチイチ自分で調べてぶつかっている「壁」を見て、僕らミュージシャンの学びになっているから、すごくいいと思いますよ。

8otto×後藤正文×五味岳久 未来世代のために語る音楽と生活の話

【引用】CINRA.NET

Update

【#169.March】集団をまとめようとしたり、足並みを揃えようとしたり、他人を思い通りにコントロールするには無理がある