オリジナリティという概念【#150. Fake】
妥協記録
誰もが、ニセモノ。
憧れていた本物の、
レベルの次元が違いすぎるのだから仕方ない。
誰もが、人真似。
真似することによってできることを増やしていくわけだから仕方ない。
誰もがコピー。
遺伝子によって生命が受け繋がれているのだから仕方ない。
仕方ないことには余計な時間を使わない。
おかげでオリジナリティという概念に悩むことがない。
本物に憧れて真似して出来た模倣品は、
なんかいびつで、
思っていたものとちょっと違うけど、
すぐ自分のものだとわかるからいい。
Fake(2019)
Daily Memo
アルバム”勝訴ストリップ”を購入したのは中学2年のとき。「この年のベストだ」なんてほざいていた。人生で影響を受けたアルバムのトップ5には入る。林檎嬢もブランキー好きだと知ってからは”気が合う人”という謎の親近感。
新聞で見た「15歳の女の子」へ――椎名林檎、ものづくりの根底にあるもの
音楽は生活に必要不可欠なものではないけれど、豊かさとは切っても切れない縁にあると思う。 クリエイターが豊かさを感じるには、(自分以外の)誰かが喜んでくれることが必要不可欠。