準備期間の苦労【#159.Blooming】

zukisuzuki

妥協記録

さくらの開花期間は、およそ2週間あまり。

やれ花見だ、動画だ、インスタだ、と人々が群がり、

ちやほやされるのは365日中、たったの14日間。

その14日間のために費やす、

準備期間の長さを考えると、

“報われて良かったなぁ”という感情が芽生える。

小さいころは特別そのような感情は抱かなかったけど、

バンド・音楽活動を始めて、

ライブや音源制作など、

一つのことを成し遂げるたびに、

準備期間の苦労がわかるようになり、

じわじわと芽生えだした。

この苦労は、

音楽だけでなくモノ作りや演劇舞台、会社のプロジェクトなど、

皆さんも同じような経験があると思う。

いずれ

音楽に目覚めた1998年、

数年ぶりのCDリリース”というニュースを聞くと、

真っ先に口に出る言葉は、

休んでたのかよ

だった。

20年前のお前はまだ知らなくてもいいが、

いずれ知ることになるだろう。

バンドはCDをリリースしていなくても、

CDをリリースするためにレコーディング作業しているし、

レコーディングするために新曲を作っているし、

新曲を作るためにスタジオで練習しているし、

スタジオで練習できるように家でギターをかき鳴らし

産みの苦しみとの派手な闘いが繰り広げられていることを。

Blooming(2019)

https://youtu.be/8wWpS0iG1yM
  • シンセサイザーのメロディを基盤に制作
  • シンセサイザーはLogic”Crystals and Voices”、”Coral Reef”を元にサウンドメイク
  • リズムトラックを使わず録音
  • リアル打ち込み(演奏)なのでベロシティ(楽器を演奏する強さ、強弱を表現する際に設定するパラメータ)はほぼいじらず
  • 近所の桜がほぼ満開になったときに制作

Daily Memo

Moritz Simon Geist – Making Techno with Music Robots

ガイストにとってこれらの楽器は、音楽をつくる新たな方法を生み出すのみならず、新たな音楽体験のあり方も示している。どの楽器もガイストがサウンドを生み出す瞬間を可視化することで、見て楽しめるのだ。「ノートパソコンで生み出される音の多くには実体がない。だから、電子音楽に実体を取り戻したいんだ」と、ガイストは言う。

電子音楽に実体を取り戻す

【引用】WIRED

Update

【#153. Judgment – potekomuzin】経験者から見れば、そんな簡単なことで何をやっているんだと思いがちだけど、初心者には来る壁来る壁、どデカすぎる