歌詞の書きかたを考える【#229.Guidance】
妥協記録
歌詞、曲、文章など、
毎回パッと思いつくものではない。
というか思いつかない。
そこで頼りになるのが”コンセプト”や”題材”といった、
モノづくりの起点となる「テーマ」である。
「テーマ」があると、
表現したいものがスラスラと出やすい。
むしろ「テーマ」を作るまでが勝負なのだ。
歌詞の書きかたを考える
創作の中で、もっとも苦手意識を持っているのが「作詞」なのですが、最近、書きかたを変えてからは苦手意識が薄まってきたので、記録しておきます。(経験者向け。テーマ有無、どちらもいけます)
ポイントは3つ。
- パッと思いついたキーワードを20〜30個書く
- 下書き感覚で全編書く
- 歌いつつ修正
パッと思いついたキーワードを20〜30個書く
・パッと思いついただけ、キーワードをメモに書きなぐります。(テーマがあればテーマから連想する言葉、なければその時テキトーに思いついたことでOK)
・下ネタ・キャラ違い・名詞・動詞など細かいことは抜きにして書きまくります。
パッと思いついた言葉は、常日頃から意識している嘘偽りのないパワーワードです。(このとき羅列したキーワードを見ながら、テーマを考えるのもあり)
下書き感覚で全編書く
・はじめに書いておいたキーワードを当てはめながら、下書き感覚で書きます。
あとで修正すること前提で書くので、不思議とペンが進みます。(ポイントはメロディの尺を気にしないこと)
歌いつつ修正(本番)
・完成度をあげるには、歌いながら修正していくのが一番です。
師匠が弟子の課題を手直しする気持ちになって修正していくと、改善案がバシバシと出てきます。(人はまちがいを指摘するプロ)
まとめ
キーワードのカンペがあるので、最初の一行に苦しまない。尺を気にしないことで、言葉からうまれるメロディも加わる。歌いながら修正するプロセスに持っていくまでが速い。以上の効果がありますので、一度お試しください。
Guidance(2019)
- コンセプトは”みちびき”
- シンセサイザーをを基盤に制作
- Logic Pro Xプリセットを基盤にサウンドメイク(以下参照)
- シンセサイザーは”Voice Plucks”と”Liquid Breath Flute”と”Cosmic Insects”と”Vintage Sci-Fi Ambience”
- シンセベルは”Ice Mallets”
Daily Memo
Yoshida: 聴く人によっては余分に感じるパートもあると思うのですが、案外その箇所が楽曲を支えてくれていたりしますね。
SWIM SWEET UNDER SHALLOWは音楽で桃源郷を築く
【引用】CINRA.NET