傑作【#179.Masterpiece】
妥協記録
毎日曲作りをしている。
毎日、名曲を作りたいと思っている。
しかしそれは無理である。
鮮度
これは傑作になりそうだという、
曲のネタ(断片)を思いついたとき、
いつもより丁寧に構成を考え、
メロディを考え、
歌詞を考えるわけだが、
あれもいいこれもいいと、
ネタをこねくり回しすぎて、
鮮度がなくなることが多い。
食材と同じで鮮度が落ちて、
腐ることもある。
(腐る=かっこいい曲に感じない)
傑作
自分が作って、
傑作だなと思う曲は、
時間をかけたものとは限らない。
「時間をかけずに作った」
「曲のネタができたときにすぐ形にした」
「意味不明な歌詞とメロディが同時に浮かんだ」
むしろ、
そんな曲ばかりだ。
Masterpiece(2019)
- “Cornelius”ブームが舞い降りて制作
- シンセサイザーを基盤に制作
- Logic Pro Xプリセットを基盤にサウンドメイク(以下参照)
- シンセサイザーは”Scatter Pad”と”Ethereal Mallets”と”Space Mandolin”と”Classic Brass Pad”
- シンセベースは”Deep Sub Bass”
- マレットは”Realistic Marimba”と”Realistic Vibraphones”
- パーカッションは”Manchester+”
- リズムマシンは”Boutique 78”と”Modern Club GB”
Daily Memo
“あなたがいるなら(If You’re Here)”は、Corneliusとしては初めてのラブソングなんです。普通の人ならラブソングなんて当たり前なんだろうけど。僕にとっては「逆に」って感じで斬新だったんです。しかも歌詞は坂本慎太郎くんに書いてもらって。僕にとってはそれも新しかった。感情がもつれる感じ、引っかかる感じを音で表現したかった。あの曲ってテンポがすごく遅くて、空間がすごくある。そこでリズムの組み立て方を工夫したりもしました。泣きのギターソロを入れたりすることもあまりないし。
Cornelius 『Ripple Waves』 | 自分の中で常に新しいものを
【引用】FNMNL