カエルに見習います【#216.Night River】
妥協記録
近所に川が流れている。
夏になると、夜風に当たるついでに川辺まで散歩をする。
川沿いには人っ気のない公園があり、
誰もいないことを確認してからベンチに座り、
自然の音に耳を傾ける。
川辺の虫たちは、
夜になると”ギーギー”と一斉に騒ぎ出す。
昼間より存在感のある鳴き声でよく目立つ。
“ギーギー”といったが、
この鳴き声はうろ覚えであって、
“ジージー”かもしれないし、”シャーシャー”かもしれないし、”シェケナベイベ”かもしれない。
このように擬音語は、
テキトーに当てはめても伝わりやすいことばであって、
いわゆる、ことばの”ゆとり”を感じることができる類まれな存在。
日本語の特徴は、他国語よりも擬音語が高度に発達しているという点らしいので、表現の幅はまだまだ伸びしろがありそうだ。
なぜ日本人には虫の「声」が聞こえ、外国人には聞こえないのか?【MAG2NEWS】
カエル
近所の川には、
虫たちの鳴き声に混じって、
“ゴォーゴォー”
という重低音ヴォイスを解き放つ生き物がいる。
「カエル」だ。
もの凄い違和感だ。
そしてもの凄い存在感だ。
カエルも毎日鳴き続けているのだろう。
主だった理由としては「求愛活動」らしいが、
天敵に見つかるリスクを背負って、
自分の存在証明として鳴き続ける「カエル」。
カエルに見習って、
自分もブログやツイッターを介して毎日鳴き続けよう。
だってびっくりするくらい忘れやすいんだもの、
“ひと”って。
人は1日のうちに半数以上の記憶がなくなる!?「忘却曲線」を理解して営業に活かそう【ferret】
Night River(2019)
- コンセプトは”日が暮れたあとの川辺”
- シンセサイザーを基盤に制作
- Logic Pro Xプリセットを基盤にサウンドメイク(以下参照)
- シンセサイザーは”Dream Sines Pad”と”Sci-Fi Communications”と”Swishy Downer”と”Deterioration”
Daily Memo
山口 : フォークソングとダンスミュージックを混ぜる研究をしていたんですが、その時に思ったのは、人って違和感に対してリアクションするんですよ。「なにそれ?」って思うことに対して人は反応する。なので、良い違和感というものを徹底的に探し続けました。
音楽家・サカナクション山口一郎に聞いた。インプットとアウトプットと、そのあいだにある重要なものとは?
【引用】GIZMODO