#102.No Touch
妥協記録
基本は、
ノータッチのスタンスである。
よっほど方向性がズレていたりしない限りは、
人任せしたら、
任せっきり。
最初にコンセプトを伝えてある程度共有できたら、
あとは口出しはしない。
基本、
ノータッチのスタンスであるという、
キャラクターを作っているが故に、
俺が口を開いたときは、
意見が通ることが多い。
地理など、
無知なことに関しても、
基本的に口を挟まない。
親の後ろに隠れた子供のように、
全て頼る。
俺が口を開くときは、
あくびをする時くらいだ。
追記(19/5.17)
省エネを心がけている。
省エネ体質。
エネルギーは有限だ。
モノづくりとは、
いろんなものを吸収して、
自分の感性のフィルターを通して、
吐きだす行為だ。
フィルターの掃除にもエネルギーがいるので、
余計な雑念はなるべく減らさないと、
掃除すること自体が目的になってしまう。
偽りの達成感に酔うことだけは避けたいね。
No Touch(2014)
No Touch
基本ノータッチのスタンス
- コンセプトは”混沌”(今聴いたら混沌すぎて驚く)
- 混沌をポップに聴かせる
- 長野のロックバンド”OGRE YOU ASSHOLE”をよく聴いていた
- ギターはフレーズの断片が徐々に増えていくアレンジ
- 最終的に音の塊となるような構造
- 鬼のギターダビングはこの曲から始まる
- 録音・Mixエンジニアは”石川康隆”氏(Mannish Recording Studio)
- マスタリングは”中村宗一郎”氏(ピースミュージック)
Daily Memo
出戸:リズムもピッチも全部揃えた音楽を聴くと、何も味がしないご飯を食べてるみたいに感じるんですよね。ズレがあるから味が出るというか。全部本当に上手いことやると、たぶんそういう味が薄くなりますよね。そういう味を出しつつ、上手い演奏をする人ももちろんいるんでしょうけど、僕らはもっと事故的になっていると思います(笑)。
OGRE YOU ASSHOLE、屈指のライブ力の秘密を音響チームと語る
【引用】CINRA.NET