モノには執着しないがミニマリストでもない【#172.Empty House】
妥協記録
モノに執着しない。
必要なものが必要な量だけあればいい。
しかしミニマリストとはスタンスがちょっと違う。
徹底してムダを削ぎ落とすという、
ストイックな生活を追い求めているわけではなく、
“必要なときにすぐ使用できる”
という、
至ってシンプルな理由だ。
引退
捨てるモノに対して、
“もったいない”
という感覚があまりない。
もちろん、
食べ物を粗末にするだとか、
そういうことではなく、
モノにも寿命があると思っているので、
必要ないもの、
捨てるものに対しては、
「今までお疲れ様でした」という感覚。
スポーツ選手の
“現役引退”に近い。
少数精鋭
必要なモノだけに囲まれていると、
プロフェッショナルな気分を味わえる。
がらんとした家に、
現役バリバリのスタメンだけが、
必要なときに、
重要な役割を果たす。
バリバリに仕事ができるのに、
ベンチを温めて、
全く使われないなんて、
“もったいない”もんな。
Empty House(2019)
- コンセプトは”トム&ジェリー”
- パーカッションを基盤に制作
- Logic Pro Xプリセットを基盤にサウンドメイク(以下参照)
- パーカッションは”Orchestral Kit”
- マレットは”Glass Marimba Muted”
Daily Memo
森 : サウンドとしてはちょっとひねくれたものというか、アバンギャルドとかフリーなものを目指してはいますけど、僕とよっちゃんがやるとポップにまとまっていく感じがするんです。それがあるから、メジャーでやってこれてるんかなあと思いますね。僕、自分は“ロックの耳”で音楽を作っていると思っていて。自分が一番わかる音楽がロック。「色彩のブルース」とか「NERVOUS BREAKDOWN」とか、ジャズジャズ言われるんですけど、ロックの感覚で作っているんです。
【引用】natalie