おみやげギブアンドテイクの強制感から距離を置く【#187.Souvenir】
妥協記録
おみやげを買う習慣がない。
モノに執着しない性格が関係しているのか、
これをもらって嬉しいだろうか?という、
小さな疑問が発生してしまう。
そして、
もらったお返しをしなければいけない、
という、
ギブアンドテイクの要件を、
一つ増やしてしまうのではないか、
という心配もある。
こういう心配があって、
おみやげを買うまでに至らない。
テイク
お返しをしない人間だとわかっているのに、
おみやげをいただく機会が何度もある。
テイクを求めていないのだ。
ありがとうございます、
とお礼を言うだけ言って、
お返しはしない。
おみやげを買う人
おみやげを買ってこれる人のことを、
「凄いなぁ」という目で見ている。
テイクを求めない人間は、
どんな教育を受けてきたのだろう。
人としての器が大きいな、
と感じる瞬間である。
Souvenir(2019)
- シンセサイザーを基盤に制作
- Logic Pro Xプリセットを基盤にサウンドメイク(以下参照)
- シンセサイザーは”Ambient Pad”と”French Funk Blips”と”Discovery”と”Neurons Firing”と”Grinding Riff”と”Almost Piano Arpeggiation”と”Echoverse”
- シンセベースは”Minimal Bass”
- エレクトリックピアノは”Bright Mk II Blackface”
- リズムマシンは”Trap Door”
Daily Memo
草野 : こないだ高円寺で大道芸人のお祭りがあって、外国からも来てジャグリングとかパントマイムとか曲芸を見せてくれるんですけど、最後にバケツや帽子を置いて、みんなから小銭を集めるんです。演奏なり歌なりを披露して、それに見合う対価をいただく。俺らがやってることもこれがベーシックなんだなと思いましたね。だから大道芸人さんたちを拝見して、初心に帰ったという。
自分の歌を聴きたいって言ってくれる人がいる限りは。(草野マサムネ)
【引用】THE FUTURE TIMES